「星の妹背」

明日は七夕です。当医院の玄関と2Fホールに笹が立てられ、
短冊や折り紙が飾られています。
地上では星に願いを祈り、星空では、織り姫と彦星が年に一度、
会うことを許される日です。「星の妹背」とは、そんな織り姫、
彦星の語らいのことを言うそうです。
なかなかステキな言葉を見つけました。
「妹」は妻、「背」は夫の意味で妹背は夫婦を意味します。
 ところで、竜王町に「妹背の里」があります。観光案内によると、
万葉の時代、この周辺は「蒲生野」と呼ばれ、ロマンチックな妹背
の物語や歌がたくさん伝わっており、「妹背」とは文字どうりの
「夫婦」というよりは、もっときめこまやかな仲むつまじい男と女
というような表現をしている言葉とのことです。
 明日の天気予報では星は見えないかもしれません。でも雲の上には
満天の星があります。星に何を願いますか。